〈最初の一本に迷ったら〉LAMY サファリが“ちょうどいい”理由

〈最初の一本に迷ったら〉LAMY サファリが“ちょうどいい”理由

デスクに置いたノートとマグカップ。そこに一本、LAMY サファリ 万年筆を添えるだけで、空間にリズムが生まれる。

軽く、カジュアルで、どこか知的。
万年筆らしい構えを求めず、気負わずに書き出せる一本だ。

キャップを開けるときのカチッという音も、仕事モードに切り替える合図になる。

「最初の万年筆はむずかしそう」と感じる人ほど、サファリが向いている。

手にした瞬間から扱いやすく、インク交換もシンプル。道具としての安心感と、毎日手に取りたくなる気楽さが、きれいに同居している。

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なぜ「最初の一本」にLAMY サファリが選ばれるのか

はじめて万年筆を手にする人が、いちばん気にするのは「扱いやすさ」だ。
その点で、LAMY サファリ 万年筆はよくできている。

軽くて疲れにくい──長時間メモでも安心

樹脂製のボディはおどろくほど軽く、わずか17g前後。
重心がちょうど真ん中にあるので、手のどこかに力を入れなくても自然に線が出る。

長時間の打ち合わせメモやノート記録でも、指先がつかれにくい。
「万年筆は重くて疲れる」という固定観念を、サファリは気持ちよく裏切ってくれる。

インク交換がかんたん──初心者でも迷わない

サファリはカートリッジ式
ペン先を外して差し込むだけで、すぐに使える。

インクが切れたら替えるだけなので、手も汚れにくい。
慣れてきたら、コンバーター(Z28)を使ってボトルインクにも挑戦できる。

“まずは気楽に、いずれは深く”という距離感が、サファリの良さだ。

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正しい持ち方に導く三角グリップ

サファリのグリップは、指が自然にフィットする三角形。
“正しい持ち方”を意識しなくても、ペンが安定する。
筆圧が強めの人でもペン先がブレにくく、きれいな線が保てる。

LAMY サファリの“ちょうどよさ”をつくる細部の工夫

サファリは「ドイツらしい合理的な設計」と「少しの遊び心」が同居している。
それが、毎日使いたくなる理由だ。

硬めのペン先で、コントロールしやすい書き味

ペン先(ニブ)はやや硬め。筆圧をかけても沈まず、線が安定する。

ボールペンから乗り換えても違和感が少ない。
試しにコピー紙で“3分置いて再開テスト”をしてみても、かすれはほとんどない。
仕事中にメモを取りながら使う人にも安心できる安定感だ。

キャップの「カチッ」という感触が気持ちいい

万年筆のキャップは、ねじ込み式のモデルも多い。でもサファリはワンタッチで開閉できるスナップ式。開けるときの「カチッ」という音が、気持ちを切り替えるスイッチになる。

カラー展開が豊富で、選ぶ楽しさがある

定番のブラック、スカイブルー、ホワイトにくわえ、毎年限定色も登場する。仕事でも使える落ち着いた色から、遊び心あるカラーまで揃っている。
見た目から“持つ楽しさ”を感じられるのもサファリらしい。

字幅(EF/F/M)の選び方──まずは「F」から始めよう

サファリは字幅(ペン先の太さ)が3種類ある。迷ったら、まずは「F(細字)」がいちばん失敗が少ない。

字幅特徴おすすめの使い方
EF(極細)線が細くシャープ。インク量が少なめ。手帳・小さい文字のノート
F(細字)日本語にちょうどいい太さ。にじみにくい。ノート・日記・手紙
M(中字)線が太く、インクの濃淡がよく出る。英語・サイン・メッセージカード

ボールペンの0.5mm前後に近いのが「F」。普段づかいのペンとして自然に移行できる。

実際の書き心地を比べてみた(コピー紙/MDノート/ロディア)

万年筆は、紙との相性で印象が変わる。そこで普段づかいの3種類の紙で試してみた。

コピー紙

少しシャリ感があり、摩擦を感じる。インクの出は安定していて、速記にも向く。にじみも最小限で、オフィスのメモ用紙でも安心して使える。

MDノート

にじみがほぼなく、書き出しがなめらか。線の濃淡がほんのり出て、万年筆らしい味がある。「いつものノートが少し楽しくなる」紙だ。

ロディア

ペン先がすべるように動き、筆圧が半分になる感覚。滑らかさ重視なら、ロディアのような高品質紙がいちばんサファリの特性を活かせる。

買う前に知っておきたい注意点

人気モデルでも、人によっては合わないこともある。その“ちょっとした違和感”を先に知っておくと失敗しない。

  • ペン軸がやや太めで、手が小さい人には大きく感じることがある。
  • ペン先が硬めなので、柔らかい筆感を求める人には物足りない。
  • キャップが固めで、最初は少し開けにくい。

ただし、どれも“慣れる”範囲の話だ。2〜3日使えば、指もペンも自然に馴染む。

一緒にそろえると使いやすくなる小物たち

サファリを気持ちよく使うためには、ちょっとした道具の選び方が大切だ。

純正インクカートリッジ/コンバーター

最初はカートリッジ式で十分。慣れたら**LAMY純正コンバーター(Z28)を使って、ボトルインクの色遊びもできる。

ペンケース

サファリは太軸なので、細いペンケースだと出し入れがしづらい。少し余裕のあるケースを選ぶと、軸を傷つけず長く使える。

インク色を変えたくなったら

まずは「ブルーブラック」がおすすめ。にじみが少なく、仕事でも浮かない落ち着いた色味だ。

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まとめ──気負わずに書ける“ちょうどいい”万年筆

LAMY サファリ 万年筆は、「最初の一本」に求められる条件──扱いやすさ・デザイン・信頼感──を全部満たしている。

万年筆を特別なものとして飾るよりも、毎日の中で“手が伸びる道具”として使いたい人にぴったりだ。

書くたびに少しだけ気持ちが整う。そんな日常をくれる一本が、サファリである。

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