アイデア・思考の整理

豊かな発色と使いやすさ。そして見ているだけで楽しくなる蛍光マーカー

投稿日:2017年4月15日 更新日:

スタビロ BOSS ORIGINAL (ボス オリジナル) 蛍光マーカー

文章にしるしをつけて目立たせたい時は蛍光マーカーが便利です。資料のライン引きや、重要な部分を囲んだりと、今や誰もが使うであろう定番の文房具となっています。この蛍光マーカーを世界で初めて開発したのがスタビロです。1855年にドイツのニュールンベルグで鉛筆メーカーとして創業したスタビロ。日本では色鉛筆や画材でも有名な老舗文具ブランドです。

スタビロ BOSS ORIGINAL (ボス オリジナル) 蛍光マーカー

蛍光マーカーの誕生

現在では様々なメーカーより蛍光マーカーが発売されていますが、その誕生の歴史は1970年ごろのアメリカにさかのぼります。

創業家の4代目であるグンター・スワン・ハウザー氏がアメリカを訪れた際、学生たちが教科書をペンで塗って文章を目立たせているのを目にし、蛍光ペンの開発を思いついたそうです。当時のアメリカではすでに文章をペンでマーキングする事が広まっていたようですが、ペンの質が悪いと感じたハウザー氏は帰国後、蛍光マーカーの開発に着手します。

そうして誕生した「スタビロ ボス」は、その発色の良さや秀悦なデザインから、ヨーロッパの若者を中心に世界中で話題となり、今なおロングセラーを続ける「超」がつくほどの定番蛍光マーカーとなりました。

スタビロ BOSS ORIGINAL (ボス オリジナル) 蛍光マーカー

自然と正しい方向で書き出せる

一般的に蛍光マーカーはラインを引くために設計されているため、ペン先が平たい板のような形状をしています。これによりペンを持つ向きが決まってしまうので、筆記時に正しいペンの向きを確認しなくてはなりません。でも、この「スタビロ ボス」は、ボディの向きとペン先が揃っているため、わざわざ確認することなく書き出すことが可能。右利きならロゴマークを手前側にして持てば自然とペン先が正しい方に向いてくれます。

スタビロ BOSS ORIGINAL (ボス オリジナル) 蛍光マーカー

マークするのが楽しくなるボディデザイン

短い全長と平面に設計されたボディは握りやすく、ラインを引く際にも安定感が生まれます。カラフルながらも洗練されたデザインでオフィスのデスクに置いても格好がよい。
このデザインについてはおもしろいエピソードがあります。開発当時、ハウザー氏は信頼するデザイナー達を集め、粘土で試作品を作ろうとしましたが、なんとなく納得がいかない。そんな中、デザイナーのひとりが偶然、太い円柱状の粘土を手のひらで叩いて伸ばしたのをハウザー氏が気に入り、ボスの平面デザインの原型になったといいます。

スタビロ BOSS ORIGINAL (ボス オリジナル) 蛍光マーカー

ハウザー氏は開発当時、「持ちやすいことが大前提だが、見た目が面白くなければならない」と考えていたそうです。文房具には機能だけではなく、デザインや存在を愉しむアソビが欲しいですね。

豊かな発色と使いやすさ。そして見ているだけで楽しくなるデザインの良さ。この「スタビロ ボス」はそんなユーザーの思いに応えてくれる素晴らしい蛍光マーカーです。

<製品詳細>
◼️製品名
スタビロ BOSS ORIGINAL (ボス オリジナル) 蛍光マーカー
◼️サイズ
全長:105mm
◼️仕様
インク:水性蛍光インク 貯蔵:中綿式 ペンポイント:5mm/2mm(チーゼル型チップ) キャップ式
◼️価格
200円(税抜き)
◼️メーカーサイト(外部リンク)
http://www.etrangerdicostarica.biz/?n=1001_03

※当記事は旧ブログ「きになる文房具」より一部内容を修正し転載しています。

投稿者プロフィール

NAKA(ナカ)
NAKA(ナカ)
未来のこども達に仕事の楽しさを伝えるのを目的に、誰もがワクワクしながら働ける環境を作るのが将来のビジョン。そのために文具を活用して仕事を楽しいものに変換し、その方法を伝えていくのが今のミッション。
仕事効率化を推奨しながらも、実は非効率なアナログ文具も愛する、ただの文具好き。

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